【バンドリ!ガルパ】Afterglowを支える羽沢つぐみちゃん、マジ応援したい
先日大幅なアップデートが施され、ライブブーストの自然回復上限が10となり、ますます遊びやすくなった他、Live2DやSDキャラ達の衣装替えの楽しさも増えた「BanG Dream!(バンドリ) ガールズバンドパーティ!」。
これまでパスパレ、ハロハピと各バンドについての記事を書いてきましたが、今回は先日まで開催されていたイベント「夕影、鮮明になって」でメインとなったバンド「Afterglow」についてのお話です。
他のバンドに比べると割とシンプルでスタイリッシュな衣装が印象的です。
メンバーは一見クールだけど情熱に溢れたギターボーカル・美竹蘭(Gt&Vo)、マイペースで独特な語感の持ち主・青葉モカ(Gt)、バンドのリーダーでありながらムードメイカー・上原ひまり(Ba)、大人びた見た目で性格もイケメン・宇田川巴(Dr)、そして普通の女の子だけど人一倍の努力家・羽沢つぐみ(Key)の5名。
声優陣も豪華で、各アニメやゲームで活躍しているキャストが勢揃い。(某お空的な話で言えばジータにシェロカルテにフォルテにクラリスにセレフィラと…豪華だ…。)
そしてこの5名は「Poppin'Party」同様、全員が同じ高校に通う一年生なのですが、何と小学校の頃から一緒だった幼馴染でもあるんです。しかも、小学校から中学1年生まではずっと同じクラスという奇跡も。
けれども、中学2年生の時、蘭一人だけが別のクラスとなってしまいます。周りのクラスメイトに馴染めなかった蘭は、次第に授業をサボり、屋上で過ごすようになりました。そのことを知ったモカ達他の4人は、何とかしたい、また5人で過ごせる時間を作りたい、と思い、あれこれ考えを巡らせます。
話の最中、歌やバンドの話題が持ち上がり、4人が盛り上がる中、つぐみがある提案を皆に行うのです。
(イベント「夕影、鮮明になって」より)
これが、バンド「Afterglow」の始まりの瞬間でした。
実は、ガルパを始めた当初、メインストーリーに登場するAfterglowを見た時は、見た目も派手でキャラも立っている他4名に対して、つぐみは一人髪型も服装も地味で、性格も大人しく、「何だか浮いてない…?」という印象を抱いていました。
でも、バンドストーリーを進めていくうちに、このつぐみこそがAfterglowを支える重要なメンバーだったということに気づかされるのです。
バンドが結成されて2年、同じ高校に進学した5人の元にある話が舞い込んできます。それはガールズバンド界隈で有名なイベント「ガールズバンドジャムvol.12(ガルジャム)」へのお誘いでした。全てのガールズバンドにとって有名になれるかもしれない願っても無いチャンスなのですが、これまで小規模なイベントしか経験してこなかった彼女達は突然のビッグイベントに一瞬躊躇してしまいます。
しかし、そこでも声を上げたのはつぐみでした。
この一言をきっかけに、ガルジャム出演へ向けて動き出すことになったAfterglow。
一方で、他の4人に比べて技量がまだまだなつぐみは、何とか4人に追いつけるようにと頑張り始めます。
そんな頑張っているつぐみの様子を見ていたモカが、こんな一言を生み出したり。
この「ツグる」「ツグってる」という単語は以降もゲーム内外でよく使われるのですが、つぐみ本人は未だにそれが何だかよく分かっていない様子。かわいい。
…それはさておき、キーボードの練習を頑張るつぐみですが、実は彼女は生徒会の役員でもあり、その活動との両立で忙しい日々が続きます。それでも苦しい顔は他のメンバーには何一つ見せず、頑張り(ツグり)続ける彼女なのですが、過労のせいか、遂に生徒会室内にて倒れて入院してしまうのです。
このことがきっかけで、メンバー内に徐々にわだかまりが生じていきます。そしてそれが遂に爆発したのが、蘭と巴による言い争いでした。
実は蘭は実家が華道の家元であり、父親からはバンド活動を止めて家を継ぐことに専念するようにプレッシャーをかけられていました。当然蘭は父親に反発していたのですが、そのことは他のメンバー内には特に相談していませんでした。
そんな一人で様々な問題を抱え込む蘭の姿に、日頃から不満を持っていた巴。
2人の気持ちが衝突したことで、ずっと仲良しだったAfterglowの5人に初めて大きな亀裂が入ることになりました。
もっともその後、ある人物の機転だったり、様々な出来事があって、その関係は修復へと向かっていきます。
しかしながら、ずっと仲の良かったバンドが分裂寸前まで行ってしまう、それくらい、つぐみの存在がバンドにとってかけがえのないものだったのだと改めて感じさせられるシーンでした。
…といっても、仮に倒れたのがひまりやモカだったとしても、同じことは起きていたかもしれませんね。
元々5人が一緒にいられるようにと始めたバンドなので、誰か一人でも欠けてはならないのです。バンドストーリー内でも「誰か一人が有名になるより、この5人で今のままずっとバンドを続けていくことの方が大事」と述べられている通り、音楽性やメジャーデビューよりも「5人でいること」がAfterglowにとっての最重要目標なんです。そのあたりは高みに行くならメンバーの入れ替えも辞さない「Roselia」とは真逆といっていいでしょう。
では、ただ5人でいられさえすればそれでいいのか。
そのあたりの問題については、ギターボーカルの蘭が鍵を握っています。
前述の通り、父親からバンド活動を「ごっこ遊び」だと否定されていた蘭。しかし実際にAfterglowのライブを見た父親は、本気で歌う蘭の姿に自身の考えを改め、彼女のバンド活動を認めるのです。
こうして実の父にも認められた蘭。しかし、彼女が、Afterglowが本気で歩むことを止めてしまうと蘭の父はまた苦言を放ってくるでしょう。だからこそ、蘭は歩み続ける。そして、他の4人もそんな蘭に並んで歩んでいく、それこそ「5人でずっと一緒にいられるように」。
それがAfterglowというバンドなんです。
ちなみに、Afterglowの名前の由来は、蘭がいつもいる屋上にて、バンド名を考えているうちに見た、「夕焼け」の空から。
(イベント「夕影、鮮明になって」より)
様々なシーンで、そして曲の歌詞でも取り上げられるこの「夕焼け」が彼女達を象徴する一つのキーワードともなっています。
5年後も10年後も変わらない夕焼けの空のように、彼女達の絆もずっと変わらないでいてほしい。そう願うばかりですね。
おまけ
(イベント「星を探しに」「夕影、鮮明になって」より)
基本的に他4人が蘭の保護者なんだなぁ……かわいい。
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