【デレマス】……ポエムですけど
あの……たまもんですけど……。
え、こ、これ……? なんでも、ないんですけど……ただのメモ帳ですけど……。
な、中身……? いや、見ないでほしいんですけど……。
ちょ、ちょっと……何をしてるんですか、中身見……、ひぃぃぃぃぃっ!!
初めてキミをプロデュースしようと決めた時の、キミの姿は今でも覚えてる
輝く満点スマイルに、両手でバッチリ決めたダブルピース
……今にして思えば、その笑顔は勿論のこと、キミの手の美しさにも僕は惹かれたのかもしれないね
最初に宣材を撮ってみた時もそうだ
ウインクを決めながら控えめに握ったその左手は、とても印象的だったのを覚えてる
CDデビューの時は両手でぱっと大きく開いたり
初めての大型ライブの時は、片方の手を差し伸べたり
お城の前での撮影の時は、手袋をはめて両手をぎゅっと握ったり
いつだって、キミのその手は、キミというアイドルを華やかに彩っていた
他にも、きょとんとしている幸子の肩に、笑顔で乗せていた時の手とか
落ち込んでいる由愛ちゃんを励ますために、なでなでした時の手とか
いかなる時も、キミのその手は、たくさんの思い出を作ってきたんだ
…でも、悲しいことに、プロデューサーである僕は、キミの手に触れたことはない
握手会に訪れたファンはたくさん握ったであろう、その手をだ
いつの日か、キミが20枚綴りの肩たたき券をくれたことがあったね
ずっととってあるよ
だから、早く触れさせてほしい、その温もりを感じさせてほしい
キミの手を
………あ、うぅ……見て、しまいましたね……。
うぅぅ……恥ずかしい……。
たまもん、穴掘って埋まってますぅ……。
というわけで、改めましてこんにちは、TAMAMONです。
冒頭の謎ポエムですが、「59プロのP」さんの生放送企画「ぼくたちのポエム帳」に投稿させて頂いた文章になります。
ぶっちゃけた話、こういった企画に投稿したことはこれまで無かったのですが、ブログを始めて半年、長めの文章に書きなれた今、そろそろ外部の場所に自分の文章を持ち出しても良いのではないか……とちょっと足を延ばしてみた次第です。
とはいえ、ブログは勿論Twitterでもポエム的な文章はあまり書いたことはなく、さて何を書いたものかな……と迷っていたところ、59さんの担当アイドルである由愛ちゃんと、自分の担当アイドルである卯月との唯一の接点のことを思い出しました。
2012年末の新春月末ガチャの劇場66話ですね。この回は昔から凄く好きで、何ならモノクロ時代の劇場の回では一番好きかもしれません。
それで卯月のなでなでっていいよね…っていう発想に至り、彼女の「手」に注目して構成してみることにしました。(あと画像といい、某穂乃香Pのアレのオマージュも入っていたりなど)
他に本文中に入れ込んだのは[ニュージェネレーション]+、[CDデビュー]+、[ワンダフルマジック]+、[G4U!]+の各カードイラスト、TVアニメのキュート版キービジュアル、そして劇場422話(3周年の回、初めて卯月とプロデューサーが2人きりとなった回)など。どれも素敵な思い出です。
そして「手」をテーマと決めた時に、本文をどう締めるかも自然と決まっていました。
このことについては――ここで語り出すとそれこそまたポエムになって止まらないので、また別の機会にじっくり語りたいのですが――とにかく、ここ近年ずっと心の奥底で願っていることでもありました。
それを今回ポエムという形を借り、表に出せたのは良かったですね。
もっとも文章を投稿してからもこれで本当に良かったのか不安でしたが、実際に放送が始まると、59さんの朗読がとても丁寧で、自分の文章も非常に感情を込めて読んで下さって、正直始まる前はあんな感じになるとは思っていなかったので凄くびっくりしました。本当にありがとうございます。
また今回、3時間以上を通して全28通の様々なポエムが読まれたわけですが、どのプロデューサーも本当に良い文章を送られていて、巧いなぁとか、ズルいなぁとか、それを聞いてるだけでもとても素晴らしい時間だったと思います。
タイムシフトも今から1週間は見られると思いますので是非どうぞ。ちなみに私のは前半戦の65分くらいからです。
前述の通りこういった企画への参加は初めてだったのですが、聞いているだけの時とはまた違った刺激を受け、本当に面白かったですね。
また機会があれば、どこかの何かの企画にお邪魔させて頂くかもしれないので、その時はどうかお手柔らかによろしくお願いします。
では石川LVに備えて、おやすみなさい!
最後までお読み頂きありがとうございました
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