【デレマス】気ままにアイドル語り第13回「関裕美」「三船美優」「村上巴」
えー皆様、本日発売の「THE IDOLM@STER CINDERELLA MASTER 049-051」はお買い求め頂いたでしょうか?
THE IDOLM@STER CINDERELLA MASTER 049-051 関裕美・三船美優・村上巴
前作から1年以上空いてのリリースとなる今回のCM新弾ですが、パッケージを手に取って、中のCD3枚を取り出してみた時の感覚の懐かしさ。そしてCDを再生して各トラックを聞いていく時のあの感じ――本当に6年前と変わらなくて、やっぱりCINDERELLA MASTERなんだな~と感じられます(なのでコロムビアさんもっと頑張って)。
そんなわけで、1年前の時と同様、今回もCDの感想を兼ねて、今回ソロ曲が発売となる3人のアイドルについて色々と語っていきたいと思います。そうです、シンデレラではお久し振りの「気ままにアイドル語り」です。
何分お久し振りも1年くらいお久し振りすぎて色々感覚が鈍っているとは思うのですが、どうか温かく見守って頂ければ幸いです。
ちなみにCDの感想については記事末部分でのみ触れておりますので、ネタバレを気にされる方はそこだけ流しでお願いいたします。
(本シリーズは各アイドルについて、主に2012年頃の最初と今の印象の違いだったり、好きなカードやそれぞれの思い出など、個人的な主観中心でだらだらと語っていく企画です。担当Pではないので知識不足や間違いなどもあるかとは思いますが、その点はご了承ください。)
関裕美
富山県出身の14歳。趣味はアクセサリー作りで、よくその様子がゲーム内でも描写されています。一方で自分の目つきが悪いことを気にしており、最初は本当にアイドルになれるかどうか半信半疑にしている部分もありました。
私が最初に関ちゃんと出会ったのは、2012年10月、モバマスを始めてすぐの頃に開始されていた「アイドルサバイバル ハロウィン編」。その時のRアイドルとして登場していたのが柚・木場さん・そして関ちゃんの3人でした。その当時はまだシンデレラガールズの全体像を掴んでおらず右も左も分からない状況でしたが、この3人を見て、改めて登場アイドルの幅の広さを確認した覚えがあります。
そんな彼女のことは多分一目見た時から好印象に思っていたのでしょう、どちらかというと大人めな性格でありながら、口調はタメ口で接してくるその独特な距離感。思わず「この子をプロデュースしなきゃ」と思わせてくれるようなアイドルです。
実際2013年4月のスペインツアーで初SR化した時にはかなり喜んでいた記憶がありますね。デレステでもキャラバン報酬として登場した[スパニッシュダンサー]。特訓前のパエリアを取り分けてくれる姿だったり、特訓後の『オ、オーレイ!』と情熱的なダンスを踊る姿だったりと、今でも心に残る一枚です。
その後も2013年8月末の月末ガチャへの抜擢だったり、2014年7月のアイプロ「みんなのなつやすみ」での登場だったりと大きな出番が続き、その度ごとに大喜びでガチャを回したりイベントを触ったりしていました。
『ビキニ?大人っぽいやつ?…ふーん。そっか。…はー…疲れたから宿に戻ろっか』アイプロでPが好きな水着を答えた後のセリフなんですけどとても可愛いですよね…。
そんなこんなでゲーム開始当初からかなり個人的にお気に入りのアイドルだった関ちゃんなのですが、それと同時に周囲の関裕美Pが活発になりすぎていったのもこの5年半で興味深い出来事でした。
そもそも4年前だか5年前でしょうか、Twitterを始めてまだフォワー数が2桁だった頃、大体のアイドルの担当Pがそれぞれ1人か2人となっている中、関ちゃんPだけ何故か5人くらいいたのです。それだけでなく、関ちゃんの話を呟けばRTやふぁぼ(今のいいね)が飛び、挙句の果てに「せきペディア」や「日刊関裕美」なるものが生まれる…というメタ的なプロデュースにおいて最前線を走ってきたアイドル担当Pだったように感じます。
事実他のPに聞いてみても「関Pは凄い」「関Pみたいになりたい」と言っていたりするのですが、その情熱的なムーブメントが3~4年の年月を経て実際に総選挙の結果に繋がったことを考えると、本当に素晴らしいことなのだと思います。
一方で、それと同時に、こんなに素晴らしい担当Pが他にいるなら自分が関ちゃんをプロデュースする必要は無くない?と思い、自分は段々と「プロデューサーとしての立場」から離れて彼女のことを見るようになってきました。それこそ初期の頃に担当アイドルの一角として掲げていたかな子とか凛とか美波とかと同じように。
でもそんな自分に再び彼女に向き合う機会を与えたのが「GIRLS BE NEXT STEP」の存在でした。自分の担当アイドルの一人・岡崎泰葉が落ち着いた先のユニットであり、かつそのコンセプトも素敵な、可能性の集合体。…そしてそのユニットのボイス獲得第一号となったのが関裕美。これで意識するなという方が無理な話でしょう。このユニットの存在で多分関ちゃんとの向かい方はまた少し変わったような気がします……上手く言語化は出来ないのですが。
自分にとっての関裕美とは、担当アイドルになりそうでなりそうで結局ならなかったアイドル。けれども今でも全カードを集めるくらいには好きですし(限定SSRはちょっと手が回らなかったけど…!)、彼女が今歩む活躍一つ一つがやはりとても嬉しいのです。P目線でもなくファン目線でもなく、純粋に大好きなシンデレラガールズのアイドルの一人だと、今はひとまずそう位置付けています。
<お気に入りカード>
一枚目は2015年4月のフェス上位SR[ハピネスプリズム]特訓前。久々に関ちゃんの「にらみつける」が炸裂して何だか安心感を覚えたイラストです(それでいて可愛い)。
二枚目は2016年1月に登場した恒常SR[手のひらの宝物]特訓後。「関ちゃんの丸いやつ」でおなじみのアレが映ったイラストですね。このイラストできらりんロボイベにて「調停者ヒロミ」として登場したのも印象深い…。
三船美優
岩手県出身の26歳。アイドルになる前は東京でOLとして普通に働いていましたが、人付き合いは苦手だと言うなど、影の部分も目立つ女性でした。
私が最初に彼女の存在を認識したのは2012年11月末のクリスマスガチャで登場したR[クリスマスパーティー]。丁度その1年前のクリスマスイベントでイベントNとして初登場した彼女が再びクリスマスに現れた形ですね。その時は単に大人びた女性だな~という程度の印象でした(それより劇場56話のキノコの原木が印象に残りすぎて…)
その半年後、「アイドルプロデュース 鎌倉あじさい巡り」(2013年5月)にて再び接する機会に巡り会えました。今回はSR枠でのプロデュースということで触れるセリフ量もかなりのもの。その時のセリフを見返してみても、やはりどこか影を抱えた大人の女性というイメージではあるのですが、それ以上に可愛らしい一面もたくさんあることに気づき、かなりときめきながらイベントを進めていた記憶があります。
で、それ以降はガチャやイベント上位での登場が続くんですね。…続くというか、上記のアイプロ以降からこの記事の2018年4月現在に至るまでガチャRやイベントR・下位SRの登場が一切ない状況です。そしてデレステでもイベントSRとしての登場は未だ無いのだとか。振り返ってみると確かにあれからボイスがつくまで美優さんに接する機会は無かったような気がします。…これ他のアイドルにも言える問題ですが、担当が強SRで第一線で活躍するのは勿論嬉しいですけど、それだけだと一般のPが触れる場所を失ってしまうのが難しいところですよねぇ。
でも一応2016年の第5回総選挙でボイスがついてからは、イベントへの出演・及び他アイドルとの絡みの描写も増え、より美優さんの存在を見ることにはなりました。
中でもユニット「宵乙女」の結成を機に、大人組との繋がりがより明確になったのは大きなことではないでしょうか。そして最近はコミカライズ版「U149」と「After20」の両方でも出番があり、そこではそれぞれ異なったアイドル・三船美優の魅力を見ることができます。「U149」では佐藤心とともに大人の先輩のアイドルとして、「After20」ではまだまだ成長途中の後輩アイドルとして、描かれる彼女の魅力。…この2作品を見比べることで、自分はより三船美優というアイドルに迫れたような感じがしました。皆さんの中でもし未見の方がいらっしゃいましたら是非両作品とも見てみてください。きっと色々感じるところがあるはずです。
基本美人で大人の女性だけど、可愛らしかったり初々しい部分もある彼女。その印象は今も変わらないとはいえ、掘れる部分はまだまだ残っていると思うので、新たな魅力や可能性を公式が提示してくれることに期待がかかります。
<お気に入りカード>
一枚目は2014年5月末ガチャの限定SR[優美なる花嫁]特訓前。素敵な雰囲気のカードですが、劇場(316話)はあんな感じ。美優さんとユッキの振り回し振り回されな組み合わせも中々お気に入りです。
二枚目は2015年12月のリミテッド限定SR[ウィンターバカンスヴィーナス]特訓後。響子ちゃんの時も似たイラストを選びましたがこういう水着イラストが好きなんだ…。勿論特訓前もまた違った感じで良いですよね。『…あのっ、時間があるし…少し泳ぎましょうよ、○○○さん!』『もう少し…沖に出ませんか?ふふっ、ついてきてくださいね…!』セリフだとめちゃめちゃはしゃいじゃってるし超可愛い。
村上巴
広島県出身の13歳で、口調もバリバリ広島弁。実家は村上興業(株)という土建屋で、厳つい人がよく出入りしています。父親の影響で将棋や演歌が得意だったり、任侠映画にも親しみがあるとのこと。
私が最初に彼女と出会ったのは、ゲームを始めて半月後くらいの第6回プロダクションマッチフェスティバルでした。その時の新登場カードは上位SR輿水幸子・R浜口あやめの2人でしたが、メダルガチャにもう1人前回のフェスで登場したR[緋桜お嬢]がいたんですよね。
その年末には卯月・李衣菜と共に月末ガチャで初SR[新春花道]が登場。特訓後、演歌をかっこよく歌う姿に「これが本当に13歳!?」との驚きが。ただ当時現実世界にもさくらまやさんみたいな方はいらっしゃいましたし、決して無理な設定では無かったとは思います。…もっともそれがどうやってアイドルに結びつくのか…?という疑問はありましたが。
その後で印象的な出来事といえば2014年3月の第6回ドリフェスで登場したSR[緋色の一皿]でしょうか。その半年前のアイプロにて初登場し話題を呼んだ橘ありす謹製の「イチゴパスタ」。それを『こりゃあイケるのう!ピンクのパスタなんて気色悪いと思うたが、甘味と酸味がええ感じの「はーもにー」っちゅうんを奏でとるわ。これは天才の仕事じゃな。』とおいしそうに食べる姿は更に衝撃的でした。
それだけでなく、イチゴパスタを前に目を輝かせるお嬢の表情がこれまで見たことない姿でとても可愛かったですし、後ろで見守るありすの姿もまた可愛くて、全カードの中でも特に好きなイラストの一つです。
さて、そこからもRから強SRまで実に様々なお仕事がありましたが、個人的には中々深く彼女に接することのできる場面はありませんでした(登山アイチャレとかもありましたがアレはヘレンさんの印象が強すぎる)。やっぱりお嬢のことを再び強く認識できたのは、ボイスがついてからだと思います。
これまでデレステのイベントだと「恋が咲く季節」「always」の2回のLIVE Paradeにて第6回総選挙同期組と出演していますが、そこで彼女がどういう風に他のアイドル達と関わっていくのか?についてより詳しく知ることができました。自分自身もそうですが、割と他人に対してもがっしりどっしりを求めるタイプなのですね。
また、忘れてはならないのは「黒服」の存在でしょう…!これまで「うちの若いの」などと示唆されてきたその存在ですが、デレステではその表現が増え、恒常SSRの[こぶし・紅]では遂にその姿がカードイラストとしてはっきり登場。更にイベントコミュ内ではセリフつきでしゃべったりなどして、表情豊かな彼らの素顔を垣間見ることができました。『自分、お嬢が一番っすけど……!肇ちゃん……いいっす。』『自分……柚ちゃんもいいっす。』などのセリフはめちゃくちゃ笑いました。
これからも、初期からの憧れの存在である川島瑞樹とのユニット「フォーリンシーサイド」周りの展開含め、色々と期待したいアイドルです。
<お気に入りカード>
一枚目は本文でご紹介したSR[緋色の一皿]特訓前。
二枚目は2015年10月のドリフェス上位SR[紅染まる情景]特訓後。昨年秋の一番くじでグッズ化された時に改めて見返したのですが、衣装も表情もめちゃめちゃ可愛くて素敵だな…と再認識した一枚です。
…というわけで、久々のアイドル語りでしたがいかがでしたでしょうか。
最後に、今回発売されたCM3枚の感想について色々触れていきたいと思います。ここから先はネタバレ要素を含むので、まだ未聴の方はお気をつけ下さいませ…!
まずは楽曲についてから。
関ちゃんの『楽園』、タイトルは面食らったものの、楽曲を聞いてみると普通にキュートな仕上がりに。それでいてどこか神秘的な雰囲気も帯びた歌詞が、上の[手のひらの宝物]+の印象もあってか、より関ちゃんにぴったりな楽曲だと感じました。
美優さんの『Last Kiss』、視聴の段階から一発で好きになった楽曲、好きな曲調なのです。歌詞の一部は美優さんの元々のイメージを意識しつつも、一つの完結したラブソングへと仕上がっている感じ。
お嬢の『おんなの道は星の道』、情報公開当初から話題になっていたガチで大御所の作詞作曲家による演歌です。コロムビアの本気……是非ともエライ谷さんの裏話が聞きたいところ。ライブで披露される日が楽しみです。
続いてドラマパート。前回からリニューアルされた形式を踏襲し、一部コーナーにて他のCDに出演するアイドルがゲストで参加します。
まず関ちゃんのですが……これが本当に最高すぎて。CDのドラマパートで涙が出てきたのは久々ではないでしょうか。関ちゃんが思い出深い「ヴァンパイア」に扮したり『だめ』の名言がボイスつきで聞けたり、所謂関裕美構文も飛び出してくるなど…何だこれ脚本書いた人関裕美大好きか??と満足度の高い内容でした。大変お勧め。あと恒例のシンデレラワードは「うん?あぁ…あぁ!」ってなりました。
美優さん!CV原田彩楓さんの癒し系ボイスは健在のまま、1年以上の時を経てよりこなれてきたような印象を受けました。『あんまり優しくされてしまうと逆に不安になりますね』のセリフ、スタッフさんも興奮していましたが実際自分もめっちゃときめいていました…。一方で犬を手なづける美優さんには別の意味でドキドキしたり。…いや他にもアレとかソレとかえっちすぎません?
巴お嬢!上でデレステで黒服の描写が豊かになったと書いたばかりですが、まさかボイスつきでしゃべることになるとは…。ドラマパート全体を通してちょくちょく出番があって面白かったです。ゲスト部分、お嬢と関ちゃんの組み合わせは「恋が咲く季節」などでも一悶着あっただけに今回どうなるんだろうと気にはなっていましたが、意外にも関ちゃん優位でしたね。というかノリノリで魔法少女演じてて笑いました。
そんな感じで、各CDの感想でした。
冒頭でも言いましたが、やっぱりアイドル単体のCDの感動はユニットCDとはまた違った良さがあるんですよね…。まだまだボイスがついていてもCMが出てないアイドルがあと20人以上いるわけで、その子達の一人でも多くにCMが与えられるといいわけですけど、さてどうなることでしょう……。
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- アーティスト: 歌・トーク:関裕美(CV:会沢紗弥)、三船美優(CV:原田彩楓)、村上巴(CV:花井美春)
- 出版社/メーカー: 日本コロムビア
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- メディア: CD
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