【モバマス】第6回シンデレラガール総選挙結果発表!…の振り返り
第6回シンデレラガール総選挙の結果発表が一昨日、5月14日に行われました!
19:00頃、5th宮城公演内にて総合10位までとタイプ別上位3位までの発表、そして21:00にゲーム内にて総合50位までの順位が発表された形。
記憶が正しければ最終結果がゲーム内以外の場所で初公開されるのは初めてのことで、現地・もしくはLV会場にいた各担当Pにとっては記念すべき瞬間になったと思います。
アイドルの面子的には中間発表とほぼ変わりはなく、各アイドルについてもその時の記事で一度触れてはいるのですが、今回最終発表ということで改めて各上位アイドル、そして自分の担当アイドルの順位について振り返ってみたいと思います。
まず今回映えあるシンデレラガールに輝いたのは高垣楓さん。
第2回総選挙から常にCD圏内に入りつつも頂点を逃していた彼女がようやく栄光を手にしました。
やっとか、という想いは楓Pのみならず、ほとんどのシンデレラガールズPが色々な意味で抱いていることでしょう。
それだけ眩しい存在であり、脅威でもあった。
……私がモバマスを始めた頃は初代シンデレラガールの十時愛梨がどちらかというとそのポジションにいたような記憶がありますが、総選挙開催を重ねる内に、あるいは中の人である早見さんの飛躍、そしてTVアニメ内での楓さんの設定など、色々な要素と様々なPの声が、楓さんの立ち位置をどんどん高く高くへと押し上げていったように感じます。
「今回の総選挙も楓さんがどうせ上位にくるんでしょ」
そんな言葉がいつしか当たり前のように囁かれるようになり、私自身もそういった認識を覚えたのです。だからこそ、昨年の第5回総選挙の中間発表で、1位島村卯月・2位高垣楓という結果を見た時は、自分の担当アイドルが頂点にいることへの嬉しさと同時に、激しい緊張を覚えたのを記憶しています。果たして卯月はこのまま楓さんを最後までかわすことができるのか、卯月が月末ガチャに登場して、周りがシンデレラガール確定一色の雰囲気になってからも、最後までドキドキして結果を待っていたことを覚えています。
実際に昨年は卯月がそのままシンデレラガールとなったわけですが、同時に楓さんも「無冠の女王」などと呼ばれたりし始めて。私自身はそれはあまり好ましい呼称だとは思っておらず一切使ったことはないのですが、そのような状況にさせた一因ではあるので、中々そのことについて触れにくい部分もありました。
でも、その状況を一番望んでいなかったのは当然楓P達だと思います。今回の総選挙の折、何名かの楓Pの話を聞くことができましたが、やっぱり彼ら(彼女ら)は楓さんがシンデレラガールになることを心から望んでいたんです。例え楓さんがシンデレラガールズにおけるラスボス的存在だと多くの人に認識されようとも、楓Pは「高垣楓がシンデレラガールになった」、その事実を得られることだけをずっと求めていた。
そして今年、楓さんは中間1位からの月末ガチャ登場を経て最終1位という、奇しくも去年の卯月と同じ経路で見事シンデレラガールの座を獲得します。本当に、良かったです。この一年前に楓さんと直接対決できたことは、島村卯月のPとして貴重な経験だったように思います。ありがとうございました、第6代シンデレラガール、おめでとうございます。
「でも来年も普通に上位に食い込んできそうだよね」
…そういった声があちこちで聞こえるのが本当に怖いところです。
さて、今回の総選挙が楓さんの独壇場であったかと問われると、決してそうではなかった、と答えます。
1位の票数が1,063,033票、2位の票数が844,017票と一見大差のように見えるのですが、昨年第5回は1位1,066,037票、2位745,932票と、昨年に比べてむしろ1位と2位の差は縮まってるんです。
そして今年、中間発表では2位は藤原肇、3位は本田未央という並びだったのですが、何と最終で2位に輝いたのは本田未央の方でした。
以前卯月の総選挙結果は第2回まではかなり低かったんだよ、と述べましたが、未央に関しては第2回まではそれこそ本当に圏外組だったんです。だからこそ、第3回中間発表で上位に入ってきた時は、1stライブのLV会場でどよめきが上がりました。CVの原さんですら驚いていたくらいに。
その後第4回では18位と大きく落とすのですが、第5回では6位で再びCD組入り、そして今年はシンデレラガールの座をかけて高垣楓と戦う、という昨年の卯月と同じ戦いを経験することになったのです。
実は未央はTVアニメ内に関してかなり波乱を呼んだキャラクターではありました。私はゲームやドラマCDでの元々の未央の姿をずっと見ており、彼女の性格だったり魅力だったりは理解しているつもりで、そんな彼女の部分を尊敬したりもしていました。
だからこそ、TVアニメ内での描かれ方に関しては苦言を呈した側でもあります。…勿論その内容がアニメだからこそ描けた貴重なものであるとは理解しているのですが、それにしても「多くの人が初めて各キャラクターを目にする場で、あぁいう形で描く必要は本当にあったのか」と、アニメ本編内容よりも、匿名掲示板など色んな所で目にする彼女のアンチの姿を見る度にそう感じていました。ゲーム内の未央に一度触れてもらえば貴方の言っていることは大体間違いだって気づくはずなのに…と。
しかし最近になって、「アニメから未央を好きになりました」と言う人が結構な人数でいる事実に気づいたのです。それだけでなく、「ニュージェネだと未央が一番好き」だとか「デレステ始めて真っ先に一目惚れしたのが未央です」とか、そんな声が日に日に増えていて。これにモバマスからの元々の未央Pも加わり、その純粋な「好き」が一気にこの票へと繋がっていったのだと思います。
勿論「ニュージェネ最後の一人をシンデレラガールにしたい」という想いも要因の一つではあるのでしょうが、決してそれだけの結果ではなく、その地盤を支えているのは未央Pの、未央が好きな人達の純粋な気持ちだということは強調しておきたいのです。
私自身も、最近になってようやくそのことへの確信に至ったばかりです。もう彼女は圏外にいた頃の彼女とは違う、ニュージェネの一人という立ち位置でもない、一人の、ちゃんとした人気アイドルなのだと。
…2人で大分長くなってしまったのでここからはサクサク行きますね。
以降の順位は3位藤原肇、4位荒木比奈、5位喜多見柚、6位佐久間まゆ、7位村上巴、8位北条加蓮、9位関裕美、10位鷺沢文香、11位緒方智絵里、12位安部菜々と続きます。
このうち新規にボイスがつくのは藤原肇、荒木比奈、喜多見柚、村上巴、関裕美の5名です。
藤原肇ちゃん。中間から1つ順位は落としたものの、立派な結果です。昔から人気のアイドルが次へ次へとボイスがついていく中で、最後まで残ったキャラクターでありました(まだ一応茄子さんなどが控えていますが)。かなり遅くはなってしまいましたが、この作品は一度ボイスがついてしまいさえすれば幾らでも登場の機会はあるので(特にデレステ)、是非ともこの一年での活躍に期待したいですね。
荒木比奈先生。ボイス争奪選挙で初めてその姿を見せ、第4回48位、第5回21位と順位を徐々に上げ、今回一気に念願のボイス獲得となりました。TVアニメで同じブルーナポレオンである上条春菜や佐々木千枝にボイスがつき、次々と活躍する姿を見て、荒木先生もという想いが強くなった結果なのかもしれません。春菜との眼鏡つながりは勿論、奈緒などとの絡みも今後ボイスつきで聞いてみたいですね。
喜多見柚。ユニット「フリルドスクエア」から初のボイス獲得となります。フリスク自体推され始めたのは数年前で、その頃から色々サプボ等も期待してはいましたが叶うことはなく、一人目までかなり時間がかかった印象です。しかも昨年第5回は最終11位で属性4位でしたからね、今回しっかりリベンジを果たすことができたのは本当にめでたいです。
村上巴お嬢。今回最終で一番驚いた部分でしょうか。中間発表では属性3位でありつつも11位以下だったのですが、そこから一気に順位を上げて最終7位となりました。この子も昔から熱いPが多数いる子で、中間発表の結果を受けて、今度こそ行けると思い票が強く集まったのでしょうか、素晴らしいです。一部の巴Pが投票のことを「カチコミ」と表現していたのが大変ツボにはまりました。
関裕美ちゃん。個人的な話で言えば、担当アイドル枠には入れてはいないのですが、その次くらいに好きで、昔からイベントやガチャの度に走ったり回したり、この間のSSR登場の時も恒常にも関わらずたくさん回し(そして爆死し)、それくらいには思い入れの深い子です。でも、それ以上に周りの関Pの愛が凄すぎて、間違っても「自分が彼女を導いた」とは言うことは出来ません。より深いことはまた別の機会で語ります、今はとにかくおめでとう。
そして他の既存のボイスつきアイドルについては流石の一言。その全てが多数のPを持ち、本気でシンデレラガールを狙った結果です。
今回最終で智絵里に抜かされCD枠を逃したウサミンも、来年の第"7"回総選挙の本命とも言われています。対抗馬となるのはやはり今回2位の本田未央でしょうか、あるいは他の誰かか。さて、その結果は果たして。
次にそこから下の50位までについても見ていきたいと思います。
未ボイスのアイドルが鷹富士茄子(13位)、喜多日菜子(16位)、南条光(17位)、今井加奈(21位)、佐城雪美(22位)、結城晴(23位)、遊佐こずえ(29位)、八神マキノ(31位)、ナターリア(34位)、工藤忍(35位)、高峯のあ(44位)といった感じ。
過去の傾向を見ても、ここから一気に来年の総選挙で羽ばたくアイドルが生まれる可能性が高いです。勿論何年もその位置で変わらず…といったアイドルもいますが、前回圏外から今回圏内入りしたアイドルは次も、という感じで跳ね上がる印象が強いように感じます(今回の関ちゃんとか)。
特に私の注目は南条光と今井加奈ちゃんですね。
光は中間発表でも注目を集めた一人ですが、それこそ登場に恵まれなかった時代から、熱心なPの存在は実感していました。来年度パッションがどういう動きをしてくるかは分かりませんが、勢いがありそうなのは日菜子よりも光の方なのではないかな、と個人的には思っていたり。
そして加奈ちゃん。総選挙開始直後のアイドル語りでも触れたアイドルですが、メロウ・イエロー3名の飛躍を見ながら、イエローリリー他の2人は…?とやきもきしている加奈Pの姿はずっと見ていました。私もイエローリリー5名でのステージを見たい気持ちは同じで、だからこそ今回次に繋がる結果が得られたのは本当に嬉しく思います。去年の感じなら、今年中にもデレステのSSRが狙えたりもするでしょうか。
最後に、私の担当アイドル達について。
島村卯月。中間発表後の総選挙結果振り返り記事にて散々想いを語ったので、詳しくはそちらを見て頂くとして、実際の最終結果は24位。妙にしっくりくるなと思ったら、あれです、誕生日の数字でしたね。
私としては、決して悪くない順位だと思っています。シンデレラガールとなった第5回の直後という、物凄くデバフのかかった状態でありながら、過去の歴代シンデレラガールの誰よりも勝っているのですから。特に凛に平等なステージで、ようやく勝てたのは嬉しかったですね。大昔は、ある意味彼女の姿が目標でもありましたから。
その一方で、大事なのはこれからだとも感じています。一定数の固定票があるのは分かった。でも、総選挙が続く限りまた上位争いに彼女を戻したいというのが担当Pの性。しかし、それが本当に可能なのか…?
思い返すのは第4回総選挙。あの時は第3回でシンデレラガールになった直後の凛が9位にランクインし、CDメンバーに選ばれました。TVアニメ放送期間というのも大きかったのかもしれませんが、あの時の凛の姿はとても立派で。卯月もそんな風になれたらいいな、と思いつつも実際はやっぱり難しくて。でも、今回は無理でも、いつかは彼女をまたスポットライトの当たる場所へと導いてあげたい。「やっぱり卯月は強いな~」と全てのPに言わせたい。それが率直な気持ちです。
そして岡崎泰葉、中野有香、水本ゆかり、綾瀬穂乃香といった他の担当アイドルたち。
普段担当アイドルと言いつつも、総選挙の時は誰か一人に絞って動くことができず毎回もどかしい思いを抱えます。…しかし、今回は卯月に関しては誕生日記事としてのプロデュースに集中し(どれだけの効果があったは分かりませんが)、実際の票の半分に関しては泰葉などの他のアイドルに散らせていきました(前まではほとんど卯月一極集中だった)。
結果としては彼女らのいずれも、50位以内には入ることはできませんでしたが、実際に票をある程度入れることができたという経験は、今後の彼女達へのプロデュースにおける確かな糧となった、と個人的には考えています。
来年以降またどういった投票法をとるかは分かりませんし、彼女らのプロデュースを先導するのは各々の専属Pに任せてはいますが、岡崎泰葉と綾瀬穂乃香にボイスをつけて、自分の5名の担当アイドルユニットが歌って踊る姿を見る事が自分の最終目標なのは今も変わっていません。その目標の為に、自分ができる範囲のことは何だってしますし、むしろ声をかけても欲しいくらいです。よろしくお願いします。
…簡単に振り返るつもりがまたしても長くなってしまいましたね。
始まる前はぶっちゃけ昨年のシンデレラガールの担当Pは蚊帳の外かなぁと思っていた今回の総選挙ですが、決してそんなことは無く、他のPのよりヒートアップしたプロデュースの数々に照らされながら、ブログを始めて初めての総選挙ということもあり、今まで以上に力を入れられた総選挙だったと感じています。
全てのプロデューサーの皆様、アイドルの皆、お疲れ様。
そして私の担当アイドルに投票して下さった皆様に、ありがとう。
第7回シンデレラガール総選挙にも期待しております。
P.S.
楽曲総選挙について触れるのを忘れておりました。
ソロ曲部門、楓さん1位濃厚からの『こいかぜ』1位は流石。アレンジ等はどうなるのでしょうか。
そしてユニット曲部門1位は『Tulip』。やっぱり大人気ですよね。私も楽曲面だけなら多分これを選んでいたはず。
ちなみに私の投票した楽曲はソロ曲が『S(mile)ING!』、ユニット曲が『ラブレター』だったわけですが……自分でも意外だったのですが、それぞれ2位と5位を獲得。特に『S(mile)ING!』は凛のカバーで一度、卯月自身でもう一度再録されているにも関わらず、それでもなお楽曲が好きだと言ってくれている人が多数いるのを感じ……何だか自分のことのように嬉しいです。こちらも投票して下さった方はありがとうございました。
…けど、次やるならソロ曲部門に関してはオリジナルキャラ自身がカバーするルールにしてほしいかな。
翌年度の振り返り記事はこちら
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